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一般照明用LED米国市場予測
February 18, 2011, UpperLake--エレクトロニキャスト(ElectroniCast Consultants)は、米国で一般照明用固体照明(SSL)に使用されるLEDランプ消費額の市場展望と予測を発表した。
ElectroniCastによると、米国におけるLEDランプの消費額は2010年、4億8500万ドルだった。同社の予測では、この消費額はCAGR27.6%で伸びて2015年には、16億4000万ドルに達する。
レポートは、ランプを6タイプに分けて予測。PARライト(PAR)、ジェネラルサービス(Aタイプ)、デコラティブ(装飾)、多面反射(MR)コンパチブル、リニア/チューブ、街灯/屋外照明用ランプ。
現在、PARライトが市場シェア40%。しかし、MRタイプ(特に16ランプ)が埋込式シーリング(天井)/ダウンライトおよびトラックライト(レール式可動照明)に使用されており、このセグメントが商用/産業用途で急成長している。一般用途(特にA-19)も予測の後半では際立っている、特に住宅用。
SSL一般照明用LEDベースランプの利用が増加しているのは、保守費用の節約、グリーン技術などが見込めるため。総所有コスト(TCO)は、他の照明ソリューションよりも価格が高いLEDランプにとっては、重要なマーケティング力となる。
照明用ランプの市場は相対的に小さい。とは言え、ニッチプレイヤーには大きなビジネスチャンスがある。蛍光灯市場セグメントを狙っているリニア(チューブ)は、成長率/年が70%(2010-2015)と最速の成長セグメント。街灯分野セグメントは、公園/キャンパス、トンネル、歩道、駐車場に用いられるものだが、政府系が先頭に立って市場を牽引しており、CAGR 40.5%の成長が期待されている。