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クリー、アジアでの在庫調整へ
January 21, 2011, Durham--アジアにおけるクリーのLEDコンポーネント販売代理店の売上が予想を下回ったことで、同社の収入がアナリストの予想を下回るものとなった。同社によると、これは中国の街路灯需要の中断やLED電球用途の成長が予想を下回ったことが原因。
2010年12月26日に終了した前四半期、クリーの収入は2億5700万ドルとなり前年同期比では29%上回ったが、前期比では4%減少となる。金融アナリストの予測は2億7600万ドルであり、クリーの株価は営業時間後取引で15%の大幅な下落をみた。同社のLED製品の売上は2億2970万ドルで前期を6%下回ったが、前年同期比では26%上昇した。
クリーの会長兼CEOのChuck Swoboda氏は、「アジアでのLED製品の売上低迷により、われわれの目標を下回った。これには今後短期間でのアジアにおける在庫調整を通じて対応していく。しかし、LED照明における好機であることに変わりはない」と語っている。
同社はまた、2011年3月27日に終了する現在の四半期でも前四半期と同様の2億4500万~2億6500万ドルの収入を目標としているという。これに対し、アナリストの予測は2億8800万ドルとなっている。
一方で、Swoboda氏は良いニュースも報告している。
「われわれは最近、もっとも高輝度、高効率でエネルギースターの60W標準・置き換え型LED電球の性能要求に合致するLEDベースのAランプを実証した。」
同氏によると、この調光型電球のプロトタイプは遠隔蛍光技術を使用ており、10W以下の消費電力で800lm、2700Kの暖白色光で演色指数(CRI)90を実現している。