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フィリップス・ルミレッズ、150mmウエハでLED量産
December 17, 2010, サンノゼ--フィリップス・ルミレッズ社（Philips Lumileds）は、150mmウエハでLEDを量産する業界初のメーカーとなり、現在この大型基板でGaNベースのLEDを週に数百万個生産している。
同社の世界事業担当VP、Matthijs Glastra氏によると、現行の製造能力に150mmウエハ製造を加えることでルミレッズ社のLUXEON LED製造能力は年間数十億個になる。「LED普及のペースから見て、すべての他のメーカーも当社に追従し、同様の戦略をとるものと考えられる。他社の課題は、当社がすでに実証している高い歩留まりと品質レベルを、これから達成していくことになるだろう。」
150mmウエハでは、現行の3インチウエハの4倍の数のLEDの製造が可能になる。大型ウエハへの移行は、増え続けるLED需要に応える最短経路と見なされている。これによって照明業界の要求に応え、サポート可能で安心できるサプライチェーンを確立できる。
ルミレッズ社は、現行の3インチウエハ製造を続けながら、150mmウエハの製造を増やし、照明、自動車、家電業界からの高品質、ハイパフォーマンスLEDの増え続ける需要に応えていく。
製造能力拡大はLED技術普及のための重要要素となる、とルミレッズ社は考えている。生産性と歩留まりを高めた高製造能力のエピタキシャル装置を設置することによりCAPEXの抑制、量産にともなうコストダウンが可能になる。「LED製造への新規参入者の中には、当社と同等の数を出すにはもっと多くの装置を必要とするところもある」とGlastra氏はコメントしている｡
