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オスラムLED、オフィスプロジェクタに参入

December 16, 2010,レーゲンスブルク--オスラムオプトセミコンダクターズのOSTAR プラットフォームを採用した緑色LED のプロトタイプは、先行モデルと比較して同電流条件にて約2 倍の光束値を達成した。最新の素子技術および緑色蛍光コンバーターによって実現した。オスラムは、2011 年中にこのLED を市場投入する予定。
現在すでにRGB LED光源は小型プロジェクタの市場を支配しており、次の段階としてオフィスプロジェクタ市場を支配する段階にきています。これは緑色LEDの明るさが大幅に増加したことで可能になった。シングルチップタイプのOSTARプラットフォーム製品のプロトタイプでは明るさ410lm、波長553nmを達成した。プロジェクタでは、ホワイトバランス時の輝度向上のために緑色成分の明るさの向上が求められており、緑色LEDの光束を向上させることはシステム全体の明るさに多大な影響を与える。新開発の緑色蛍光体コンバーターを導入したプロジェクタのリファレンスモデルでは、オフィスプロジェクタに必要な明るさである2000lm (ANSI Lumen)を達成している。その結果、LEDプロジェクタは対角線長2m以上を持つ画像の投影を実現可能にします。このようなアプリケーションは、従来、高輝度放電ランプのような従来の光源を用いたプロジェクタを使用することによってのみ可能だった。
オスラム オプトセミコンダクターズマーケティングインダストリーディレクター Volker Mertens氏は、「緑色LEDの光束値の倍増は飛躍的な前進であり、LEDは小型プロジェクタにのみ適しているという概念をくつがえします。」LED光源の採用により従来光源と比較して優れた色の再現性を向上するのみならず、3万時間という寿命を持つLEDにより、LEDプロジェクタは事実上、メンテナンスを必要としない。対照的に、高輝度放電ランプでは約400時間でランプの取り換えが必要だ。また、LEDを用いたプロジェクタは電源オンオフが瞬時に可能となり、無段階調光に適している。そのため、LEDプロジェクタは容易に周辺光の状況に応じた調光が可能で、エネルギー消費量の削減にも貢献する。また、RGBそれぞれのLEDを個別に制御することで、高い柔軟性を持って色域を設定できる。

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