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オプトエレクトロニクス市場、エネルギー効率を求めてLED需要増
December 7, 2010, ケベック--Electronics CA Publicationsは、調査レポート「オプトエレクトロニクス市場-2020年。エネルギー効率を求めて、LEDベースのアプリケーション需要増加」を発表した。
エネルギー効率のよいシステムに対するニーズの高まりにより、LEDベースの照明器具の販売が拡大すると見られている。ディスプレイと照明市場は、2009-2020の予測期間、CAGR9.41%で成長する見込みだ。照明は、世界の電力消費の20%を占めており、エネルギー効率と環境に優しい技術に対する要求が高まっている。これらの要求には、主にLEDなどのオプトエレクトロニクスアプリケーションが応えていくことになる。LEDは、従来の白熱電球に比べるとエネルギー消費は20%にすぎない、しかも寿命は25000時間まで延びる。
固体照明やイメージセンサを必要とする家電製品の利用増が、予測期間2010-2020年のオプトエレクトロニクス製品の販売を押し上げている。オプトエレクトロニクスデバイスは、スマートフォン、デジタルカメラ、mp3s、iPods、LCD TVなどの家電に使用されている。LEDバックライトを採用したスマートフォンの急速な普及がオプトエレクトロニクス製品、特にLEDとイメージセンサの需要を押し上げると見られている。スマートフォンは、2009年の販売数量は1億7400万台だったが、2014年には5億台に激増すると予測されている。
イメージセンサデバイスの販売額は前年比29%の成長で2010年には83億ドルに達する、用途はデジタルカメラ、カメラ付き携帯電話の他に、世界経済の回復によりマシンビジョンカメラ用途も増える。
CMOSベースのデバイスは、2010年の売上シェアは61%、CCDのシェアは残る39%。CMOSイメージセンサが、カメラ付き携帯電話、ノートPCのウエブカム、その他のカメラ内蔵製品など、高成長ポータブルシステムアプリケーションでは優勢であり、イメージセンサの需要を牽引している。新しい特殊、高速CMOSイメージャが自動車、医療機器、ワイヤレスビデオセキュリティネットワークでの採用が増えている。CMOSメージングデバイスも光マウス、オモチャ、ビデオゲームなどで用いられている。