July, 20, 2021--光半導体専門企業のSeoul Viosys(ソウルバイオシス社)は、2021年7月に高麗大学校研究チームに依頼してVioleds技術を利用して行った表面殺菌実験によって伝播力が強いデルタ型変異ウイルス(SARS-CoV-2:B.1.617.2)を1秒で99.3%殺菌(不活性化)できる試験結果を確認した。
当該Violeds技術を利用したソウルバイオシスの自社空間実験室(60m3)での空気殺菌実験では、10分で90%のウイルスを減少させることができた。
ソウルバイオシス社は昨年にも高麗大研究チームの殺菌実験によってVioleds技術で新型コロナウイルスをわずか30秒で99.9%殺菌できる結果を得ており、KTL(韓国産業技術試験院)との空気殺菌実験ではVioledsが60m3の空間を30分で99.0%殺菌する研究結果を確認している。
ソウルバイオシス社の創業者であるソウル半導体のイ・ジョンフン代表理事は「Violeds技術は換気が難しい地下空間をはじめ、各種公共施設にも簡便に設置が可能であり、空気によるウイルス伝播を最小化することができる革新的な技術である」と述べ、感染拡大の予防のために政府や家電メーカーが当該技術を積極的に活用し、地方自治体が積極的に支援して自営業者の苦痛を一日も早く軽減させるために緊迫感をもって行動してくれるように期待している。
Violeds技術はエアクリーナー、エアコンをはじめ、ビルのダクト(共助システム)にも設置が可能であり、オフィス空間や公共ビルでも快適な職場環境づくりに大きな役割を果たす事が期待されている。
ソウルバイオシス社の関係者は、「新型コロナウイルスで汚染された表面は、ウイルスが静止状態であり迅速な殺菌が比較的容易であるが、人々の飛沫が流布して生じた空気中の浮遊ウイルスは、室内空間で短時間に殺菌することが難しく、伝播感染の原因となり得る」と述べ、ソウルバイオシス社の研究グループは「顧問教授たちとの多くの研究や実験によって、単にVioleds技術を換気装置への設置だけでも一日0.1ドル以下の費用でデルタ型変異ウイルスを10分間で90%以上殺菌する方法を確保できるようになった」と付け加えた。