柔軟性と出力を高めたハイパワーLEDモジュール

March, 11, 2015, Rodgau/Frankfurt--Omicronの研究チームは、新しいハイパフォーマンスLEDモジュールを開発した。
　従来バージョンからアップデートされた製品は、産業および研究アプリケーション向けに機能と柔軟性を高めた点が特徴。深紫外(DUV)から近赤外まで40を超える多様な波長、数100mWの光出力を特徴とする、LEDMODシリーズは、顕微鏡、化学分析、分光計、科学捜査など多くのアプリケーションで用いることができる。
　このLEDモジュールは、ファイバ結合バージョンまたはフリーエミッションで提供。モジュールの変調入力は、高速アナログ変調で200kHzまで、デジタル変調はスイッチングタイム＜2µsとなっている。LEDチップの高精度温度安定性が、非常に優れたパフォーマンスと波長安定性を保証する。この点は、正確な出力だけでなく、発振スペクトルの高安定性を必要とするアプリケーションにとって特に重要。
　デジタル変調は外部変調信号、内部のプログラマブル信号ジェネレータを介した動作が可能になっている。SYNC出力は、カメラ、分光計、ロックインアンプのような外部デバイスとの同期を保証。LEDMODモジュールのオプションは、RS-232やUSB 2.0インタフェースを介して供給ソフトウエアOmicron Control Center、またはユーザ独自のソフトウエアで制御できる。