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明るさを増したOSLONブラックフラットS LEDs

November, 27, 2024, Premstaetten--業界で最も人気のあるフォワードライト用表面実装LEDの第3世代は、第2世代デバイスと同じフットプリントで輝度が16%向上したアップグレードチップを搭載し、ヘッドランプ、デイタイムランニングランプ、フロントフォグランプを簡単にアップグレードできる。
OSLON Black Flat SファミリーのLEDsは、四輪車と二輪車の両方の前照灯に人気の光源としての地位を確立している。これは、堅牢な黒色リードフレームQFNパッケージが自動SMTアセンブリに適しており、リフレクタベースのランプで使用するための優れたコントラストを提供するからである。

言うまでもなく、自動車用前照灯市場は非常に競争が激しく、メーカーはより少ないLEDsでより多くの光を生成することでコストを削減する方法を常に模索している。したがって、この有名な製品ファミリーの成功を維持するために、ams OSRAMは、ブラックリードフレームパッケージのおなじみの利点に加えて、さらに優れた性能と機械的仕様を提供する新しい第3世代のOSLON Black Flat Sを発表した。

最新のUX:3チップ搭載の新しいGen 3製品は、チップあたりの標準輝度をGen 2の1A/25°Cで395lmから460lmに向上させる。この性能は、車載用前照灯用のOSLON Compact PL Gen 3製品と同等であり、新しいOSLON Black Flat Sファミリーはルーメン/ユーロで優れているため、コスト重視の順照設計に適している。
前世代と同様に、OSLON Black Flat S Gen 3は、1チップ、2チップ、3チップ、4チップ、5チップの範囲で入手可能。

この製品のパッケージは、メタルコア(アルミニウム)PCBとの優れた熱適合性を備えており、前照システムにおいて優れた機械的および電気的信頼性を提供している。OSLON Black Flat S LEDは、熱効率の高いチップ・オン・カッパー構造のパッケージにより、自動車メーカーが優れた熱管理を実現するのに有用である。

Gen 2と比較して、Gen 3マルチチップ製品は、パッケージ高さ仕様が0.49mm±0.6mmとより厳密。これは1チップデバイスの高さと同じ範囲であり、OEMはエミッタと光学系の間の距離を縮めて、より効率的な光結合を実現できる。

自動車メーカーが前世代で高く評価していたその他の特徴である、均一なビームパタンと一貫した角度上の色は、新製品でも維持されている。

ams OSRAMは、第3世代の機械的、電気的、光学的な仕様を維持しており、輝度が16%向上したことを除けば、Gen3はGen2世代と非常によく似ている。つまり、以前の製品のユーザは、新しいGen 3に簡単に交換して、ヘッドランプ、デイタイムランニングランプ、フロントフォグランプをアップグレードできる。
1チップ、2チップ、3チップ、4チップ製品のサンプルは現在入手可能で、量産リリースは2025年初頭を予定している。