Saelig, 自己較正LED参照照度基準を発表

December, 5, 2014, Fairport--Saelig Company, Incは、コンパクトな包括的テストシステム、特許申請中のGL OptiLight LED 127、積分球ベース均一光源を改良したと発表した。
　デバイスは、あらゆるLED光源を較正し、スペクトラル特性をユニットの電子制御に蓄積する、マルチレベル手順を特徴としている。高精度フォトダイオードによりクローズドループ較正が可能になっている。電子制御システムと熱安定性により、優れた比色分析安定性が達成可能。内部LEDsの特性制御は複雑なマルチレベルキャリブレーションを使用し、個々のLED光源の特性を明らかにする。
　GL OptiLight LED 127は、研究用途の参照光源だけでなく、カメラや他の光学機器の検定標準としても利用できる。例えば、携帯電話メーカーが、製造工程で前後面のカメラの較正と調整に使っている。
　GL OptiLight LED 127は、USB接続を介してPCで制御、あるいはLEDコントロールパネルで設定すると、ほぼどんなカラーソースでも作れる。提供されるadJUSTソフトウエアにより、ユーザの必要に応じて幅広い範囲の光の組合せが設定可能。D50, D65, D75, A, TL84などの標準光源も作り出せる。
　このアクティブマルチレベル較正システムは外部の計測機器を必要としない。GL OptiLight LED 127は、それ自身の動作条件を効果的にセルフコントロールし、他の光源のフリッカー効果なしで結果としての照明を調整する。GL OptiLight LED 127で使用されているLED技術は光質で通常のLED光源を凌駕し、ほぼどんな光の組合せでも高品質に作り出せるだけでなく、要求に応じて素晴らしい色空間を初めて正確に再現することができるようになっている。