January, 19, 2021, 東京--ウシオ電機株式会社(ウシオ)は、監視カメラやANPR等の赤外線照明下での撮影・解析システム向けに、世界最高出力(19W)と挟角照射を同時に実現し、従来の監視カメラ撮影用LEDと比べてパッケージあたりの出力が5倍、遠方照明例で照射範囲約4倍かつ中心照度約2倍を達成可能な850nm赤外線 LEDパッケージ「SMBB850DS-1200シリーズ」の販売を、2021年2月から開始する。
新製品は、ウシオが2013年に開発し、食品等の品質検査(ソーティング)や医療機器、欠陥検査等、様々な用途で使用されているハイパワーLEDパッケージ「SMBBファミリー」の最新機種。850nmにおいて、長距離照射に有効な挟角照射と世界最高出力を同時に実現することで、監視カメラやANPR等の長距離撮影を可能とした。さらに、高出力化により、1つのシステム当たりのLEDパッケージ搭載個数を削減でき、赤外線照射機器の小型化やコスト低減が可能になるため、監視システムの普及、ひいては、より安心・安全な社会環境の実現に貢献する。
(詳細は、https://www.ushio.eu)