May, 20, 2020, Regensburg--自動車のインテリアデザインは現在、根本的な変化が進行している。ディスプレイが大きくなり、手動制御数が減り、カスタマイズ可能な照明ソリューションが心地よい環境を作りつつある。ADASとこれまでにモバイルデバイス向けに設計された技術、顔認証、視線追求あるいはジェスチャ制御などがどんどん自動車分野に入ってきている。これらの技術は、赤外光をベースにしている。求められるコンポーネントがより小さく、強力になるにしたがい、複雑な設計への組み込みがますます容易になっている。Osram Oslon Piccoloは、小さなパッケージに大きなパワーを詰め込んだ非常にコンパクトな赤外LED(IRED)であるので、顧客にとって理想的になっている。
自動運転を先頭に、自動車は、占有者と自動車の間の相互作用をより直感的にする機能の装備をどんどん増やしていく。自律走行車は、根本的に現在のモデルとは異なるインテリアデザインを持つことになる。従来のダッシュボードは、通信用では他のユーザインタフェースやオプションに取って代わられる。今日、ドライバはナビゲーションに音声アシスタントを使用し、ジェスチャ認識により簡単な機能を操作できる。
ジェスチャ認識により、ディスプレイを利用する全く新しい方法が実現されている。例えば、目的地までのナビゲーションでは、自動車は当該ルートの地図を表示する。画像の端に、標準的な方法ではディスプレイを操作する多様なメニューアイテムが示されることがある。これにより地図を表示するスペースが少なくなる。ジェスチャ認識を利用することでメニューアイテムは、ドライバーが手をディスプレイの方へ動かすときにだけ表示され、フルスクリーンのルート表示が可能になる。
「Oslon Piccoloの利点は、インドアディスプレイとともに利用されるときに効果を発揮する」とOsram Opto Semiconductorsのセンシングマーケティングマネージャ、Walter Rothmundは説明する。「非常にコンパクトな寸法1.6 mm x 1.6 mm、パッケージハイト0.81 mmの結果、IREDは小さなスペースに簡単に収まる」。1Aおよび高速10 nsスイッチング時間、DC 電源 1.15 Wにより、コンポーネントは、カメラベースのアプリケーションと、変調または高速パルス光による3D画像取得の両方にとって忠実な光源として理想的である。自動車認定コンポーネント(AEC-Q102)は、2つの異なる波長、850 nm (SFH 4170S A01) と940 nm (SFH 4180S A01).で利用可能である。
(詳細は、https://www.osram.com/)