February, 5, 2018, Plymouth--Plessey Semiconductorsは、モノリシックmicroLED技術を使って次世代HUD、新しいAR/VRアプリケーションが可能であることを実証した。
MicroLEDは、小フォーマットで高輝度を提供できる唯一の技術として登場してきている。同社の認識によると、ウエアラブル技術の主要メーカーはすべて現在、理想的なmicroLEDソリューションを供給できるメーカーを探している。この実証器でPlesseyは、同社の特許GaN-on-Siアプローチを使いmicroLEDベースでモノリシックディスプレイの製造にパートナーが移行できることを確認した。
PlesseyのCTO、Dr Keith Stricklandは、「モノリシックmicroLED技術は、AR/VRアプリケーションの全般的な経験を制限することなく装着できるコンパクトな製品を可能にするとともに、必要とされるサイズ、重量、パワー、輝度も提供できる唯一の実行可能なソリューションである」とコメントしている。
Artemis Opticalと協働で作製した実証器は、Plesseyのモノリシックディスプレイと、Artemisの特許フィルム技術および単一レンズアレンジとを統合したものである。Plesseyのモノリシックディスプレイは、アクティブマトリクスバックプレーンに並んだmicroLEDsアレイをベースにしている。この技術の組合せにより、microLEDディスプレイにマッチする波長で、周辺光を除去し、低消費電力で高いディスプレイ輝度、既存のHUDデザインよりも著しく小さなフォーマット、大幅なコスト節約のHUDになる。
CES2018では、両社は、VR/ARエレクトロニクスを開発している多くの主要企業にこの実証器を紹介した。AR/VRアプリケーションのためのヘッドセットやアイウエアは、Consumer Technology Association (CTA)によると、米国だけで今年の販売額が12億ドルを記録する見込みである。
(詳細は、www.plesseysemiconductors.com)