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エバーライト、ウェアラブル向け環境光センサを発表

November, 24, 2016, 新北市樹林--億光電子股份有限公司(エバーライト)は、新たなALS-PD50-42Cシリーズ環境光センサを発表した。
 センサには緑光550nm波長域を採用しているため、信号計算誤差が小さく、出力電流の効率が高い。心拍数信号の検知に便利で、特にスポーツウォッチ等のウェアラブルへの応用に適している。
 近年、健康志向の高まりによる影響を受け、市民の運動習慣が盛んになり、健康管理と運動機能もより重要視されている。また、技術進化に伴い、非侵襲性の光容積測定PPG(photoplethysmogram)、発射した緑光LEDがセンサに反射した後のセンサの出力電流の変化、微小血管中の血流量変化の感応、心拍数信号の算出など、昨今ではセンサが最もスマートな測定方法となっている。エバーライトALS-PD50-42Cシリーズは最も先進的な環境光センサとして、大きな感光領域面積のデザインを採用し、感光面積は8.1mm2に達する。主に被験者の皮膚の接触を考慮すると、皮膚の色、入れ墨又は毛髮等の邪魔を受けやすいことから、センサの面積を増加させることにより、認識能力を向上させた。信号受信をより強く安定させ、移動中又はランニング中でも、即時的に便利に心拍数を検査測定することが可能となった。
 ALS-PD50-42Cシリーズは優れた電流転換効率を有し、100Luxの白光LED照射下では0.8 μAの電流信号出力 (Vr = 5V)があるため、微小血管より反射される微小光信号センサがより明確になる。さらに特殊コーティングデザインにより、400nm以下の紫外線及び650nm以上の赤外線による干渉を有効的に低減し、屋外運動時の太陽光が強すぎる場合の影響を低減させ、検知される結果をより正確なものにする。ALS-PD50-42Cシリーズの許容温度は-40℃~85℃、0 ~ 5Vの電圧下で使用可能。また同時にRoHS・鉛フリー・ハロゲンフリーの規定に適合し、スポーツウォッチ等のウェアラブルへの応用需要に十分合致しているため、コンパクトに心拍数情報を得ることが可能。
量産開始: 2016 年第3四半期