July, 25, 2016, Tokyo--東芝は、アミューズメント機器、LEDイルミネーション機器用として、1線入力・9出力のLEDドライバIC新製品「TB62D786FTG」を製品化し、2016年秋から本格量産を開始する。
新製品は、無線通信で広く用いられるマンチェスタ符号方式による1線インタフェースを採用し、入力を1線に半減させている。
また、デイジーチェイン用端子および最大28V入力のリニアレギュレーション回路(LDO、5V出力)を内蔵したことにより、LEDドライバユニットの拡張性を高めている。
従来システムではLEDドライバICとLEDに別電源を供給する必要があった。この新製品を使用することにより、マイコン(もしくはコントローラ)と製品搭載のLEDドライバユニット間の配線数が4本(単電源、1線入力、1線デイジーチェイン出力、グラウンド)と少ない単電源動作ユニット作製が可能で、小型パッケージ(VQFN24)の採用とともに、LEDユニット基板サイズの縮小化に貢献する。
新製品の主な特長
・1線インタフェース内蔵
・デイジーチェイン用端子内蔵
・最大28V入力のリニアレギュレーション回路(LDO、5V出力)
・小型パッケージ採用(VQFN24)