January, 8, 2016, Las Vegas--自動車前照灯アプリケーションへのLED利用は飛躍的に増加しており、LEDドライバ需要は2020年までに1億2000万個に達すると予測されている。
ヘッドライト、日中走行ライト、クリアランスライト、フォグランプ、方向指示ライトなどは、パワー、コスト、サイズの点でメリットがあることから、LEDsが実際に使われている例である。
サイプレス(Cypress Semiconductor Corp)の新しいLEDドライバは、LED前照灯システムを一層小型化に、一段とコスト効率を高めることができる。同社の自動車用LEDドライバは、単一のLEDを2.1MHzスイッチング周波数で駆動できる特徴があり、これによって小型、安価なインダクタを使うソリューションが可能になり、物理的なサイズ、部品コストも下げられる。
サイプレスの新しいS6BL111A自動車用LEDドライバは、入力電圧が4.5~42Vの範囲にあり、低温割れのような厳しい動作条件にも対応している。S6BL111Aは、1チャネル1A出力LEDドライバで、アナログとPWM調光機能をサポートしており、明るさの微調整が可能。デバイススイッチング周波数は205kHz~2.1MHz、出力電流制度は±2%。このドライバは、過電流、電圧保護などのシステム安全機能を持っており電気系統のセーフガード設計が容易になる。