公共交通車輌で使われるLED市場展望

March, 18, 2015, Aptos--エレクトロニキャスト(ElectroniCast Consultants)は、公共交通車輌で使用されるLED照明ランプ/デバイスの世界的消費調査を発表した。このレポートは、2014年の実際の消費市場データと、2021年までの年ごとの予測を提供している。
　市場調査によると、公共交通車輌のLEDベースランプ/デバイスの世界消費額は2014年に11億9000万ドルに達した。バス高速輸送システム(BRT)と長距離バスを含むバスのカテゴリが世界消費の相対市場シェアでリードしており、38.7％。しかし、鉄道車輌全体がバスカテゴリよりも年成長率が遙かに高いと予測されている。
　公共輸送の船/フェリーにおけるLEDベース光/デバイスの利用はシェアが小さく(0.3％)、昨年は金額にして360万ドルだった。船/フェリーの利用は、公共交通機関運営センタや一般社会が継続して受け入れを拡大しており、環境保全技術である照明/エネルギー商品に対する助成が増加する見込みだ(長期的)。
　「公共輸送車両は、エネルギー効率のよいLED車内/外部照明を組み込んでいる。車輌メーカー、車輌改装プロジェクトによって新しい車輌に導入され、また公共交通機関管理者が現場で組み込んだりする。両カテゴリ(室内と外部)とも、堅調な成長が予測されている」とElectroniCastのLED照明市場調査ディレクタ、Stephen Montgomery氏はコメントしている。