March, 13, 2015, Hayward--RayVioは、ステルスモードから脱してシリーズB資金調達で930万ドルを獲得した。
新規投資会社としては、Applied Ventures, Augment Ventures, New Ground Ventures, Tolero Venturesが加わった。既存の投資会社DCM Ventures、Capricorn Investment Groupも今回の資金調達に貢献した。調達資金は、RayVioの市場進出戦略の加速、産業、商用およびコンシューマ分野におけるUV LEDソリューションの大量普及を促進するために使用される。
「RayVioの特許技術は、全UV市場を決定的に変えようとしている。われわれの生活の仕方に真に影響を与える製品を作ることができるからだ。例えば飲料水の浄化、主要な病気の処置、いつでも瞬時に表面を殺菌するなどだ」とRayVioのCEO、Dr. Robert C. Walkerはコメントしている。
RayVioのソリューションは、根本的に新しく異なるアプローチをもちい、最高のパフォーマンス、最小コストのUV LEDベースのシステムを可能にすることで障害を打破する。現状で、同社のソリューションは、市販の既存製品に対してパフォーマンスが10倍向上している。この技術により、以前はコストとパフォーマンスが限界づけていた多くのコンシューマアプリケーションが可能になる。ハンドヘルドの可搬殺菌機器から、使用時点で水栓を殺菌することまで、これによって全ての人にとって飲料水が安全になる。
これまで、UV応用向けのLEDsは、パフォーマンスが低く、高コスト、信頼性で妥協していたため、ニッチマーケットしかなかった。RayVioの新しい特許材料と技術は、共同創始者Dr. Yitao LiaoとTheodore Moustakasがボストン大学で開発し、UV LEDsに対して“Haitz’s Law”を解放した。同じHaitzの法則は、ディスプレイや照明市場で経済的な可視光LEDsの大量普及に寄与した。