March, 21, 2025, 徳島県阿南市--ドイツのミュンヘン地裁は、2つの特許侵害訴訟において日亜化学工業株式会社(「日亜」)の請求を支持する判決を下した。
日亜は、当該訴訟において、マレーシアのLEDメーカーであるDominant Opto Technologies Sdn. Bhd.(「Dominant社」)の車載向けLED製品による特許侵害に基づく請求をしており、ミュンヘン地裁は、これら請求に対して2件の認諾判決を下した。
当該訴訟は、日亜特許EP2216834及びEP3267494に関するもので、これら日亜特許は車載用途の照明及びバックライト市場において、高輝度、高信頼性、高効率を実現するために重要な技術を保護するものである。
EP2216834は、CSP(Chip Scale Package)製品に必須な技術に関する特許であり、特に高輝度のLEDが要求される車載ヘッドライト市場や車載用途の外装照明(DRL: Daytime Running Light, 指示器等)においてとりわけ重要な技術。
EP3267494は、高信頼性及び高効率の製造を実現するLEDに関する特許であり、特に高信頼性のLEDが要求される車載用途の内装照明やバックライトの市場において重要な技術である。
上記性能を有するLEDを実現するために、日亜の車載用途の照明およびバックライト用のLEDにはこれらの特許技術が応用されている。
(詳細は、https://www.nichia.co.jp/jp/newsroom/2025/2025_031002.html)