医療/科学機器用途LEDs世界市場予測

February, 20, 2015, Upper Lake--エレクトロニキャスト(ElectroniCast Consultants)は、医療機器/科学機器で使用されるパッケージドLEDの世界消費数量についての市場調査を発表した。
　2014年、医療/科学機器におけるパッケージドLEDの世界的消費数量は、前年比41％増、20億7000万個に達した。
　このLED市場予測データは、サブアプリケーションカテゴリとして以下のように分けられている。
・センシング/検出と分析/モニタリング
・光線療法/衛生/細胞の再生/養生
・計測器光源およびイメージング
　ElectroniCastによると、2014年センシング/検出と分析/モニタリングデバイスにおけるLEDsの消費は、医療機器や(他の)科学機器など、選んだデバイスに使用されたパッケージドLEDsの世界消費額の51％を占めた。2021年、センシング/検出と分析/モニタリングアプリケーションに使用されるLEDsの相対市場シェアは減少すると予測されている。しかし、数量は約7倍に増加する見込みだ。
　光線療法/衛生/細胞の再生/治癒アプリケーションカテゴリの消費数量は、年間成長が約30％(2014-2021)と予測されている。これには、水処理、医療、健康と美容PDT(光線力学療法)、科学関連養生法が含まれる。計測器光源およびイメージング機器で使われるLEDsの数量は、2014年に市場シェア11％だった。
　2014年の世界の消費数量市場でアメリカ地域が40％を遙かに上回るレベルを維持した。しかしEMEAとAPACの両地域の方が成長ペースが速いと予測されている。
　市場データは、赤、緑、青、白色、多色/マルチチップ、UVおよびその他に分けられている。