米国LEDランプ市場予測、2019年に33億6000万ドル

February, 18, 2015, Aptos--エレクトロニキャスト(ElectroniCast Consultants)は、米国における一般照明用LEDランプ消費予測と分析レポートを発表した。
　ElectroniCastによると、米国で一般照明に採用されたLEDランプの市場規模は、2014年に12億2500万ドルに達した。今後(2014-2019)、平均年成長率22.4％で伸び続けて2019年には33億6000万ドルに達する見込みだ。数量が大きく伸びるので、下落する平均販売価格でわずかに相殺されるが、消費額は増加すると予測されている。この調査レポートの市場予測データは暦年の消費額であり、累積データではない。
　この新しいレポートは、一般照明用途のLEDランプの市場予測と分析を提供している。
　市場調査は、8つの主要ランプタイプごとに分けて予測している。PAR(Parabolic aluminized reflector)、A-タイプ(General Service)、装飾、MR(Multifaceted reflector)コンパティブル、管とストリップ/テープ、街灯、ハイベイ、その他/種々雑多なLED照明。同様にランプカテゴリには多数のサブカテゴリがある。これは、ランプの物理的なサイズ、W数で決まる。
　ElectroniCastは、LEDタイプをメートル価格/数量で定量化しており、米国では2015年に1500万m以上が導入される見込みである。LEDストリップはFPC基板上にLEDを持つ。それは超薄型、狭幅型であるので、蛍光灯やハロゲンランプではサイズが大きすぎ、消費電力も大きすぎるようなところに適している。
　米国の都市の中にはすでにLED街灯を導入しているところがある。米国で街灯に導入されるLEDベースのランプ設置金額は、2019年には7億2800万ドルに達すると予測されている。LEDベース街灯製品カテゴリの消費額は政府部門が主導している。2014年、政府部門は米国におけるLED街灯ランプ全体の80％を占めた、と主席アナリスト、Stephen Montgomery氏は説明している。