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Kateeva、日本の材料メーカー住友化学と提携

January, 16, 2015, Menlo Park--Kateevaは、住友化学(住友)との協力関係を発表した。住友は世界的なOLED材料メーカー、KateevaはOLED量産用のインクジェットプリンティング装置の大手メーカー。
 この非排他的合意により住友は同社のワールドクラスインクとKateevaのワールドクラスYIELDjetプラットフォームを組み合わせて、無理なく買えるOLED TVsの製品化加速を支援する。
 提携の狙いは、ディスプレイメーカーの大型TVs向けインクジェットプリントRGB OLED導入促進にある。成功は、最先端の材料と先進的な量産装置との完璧な相互作用に依存している。両社は協力して顧客向けに高品質参照データを共同開発する。住友のインクとKateevaのインクジェットOLED量産製造プラットフォームを利用して製造工程を最適化し、最適なOLEDデバイスパフォーマンス実現を目標にしている。Kateeva/住友の装置/インクの組合せを選択する顧客のメリットは、テストされ最適化されたソリューションという保証である。
 YIELDjet FLEX製品により、フレキシブルOLEDディスプレイ用に低コスト、高歩留まり薄膜エンカプスレーション(TFE)が可能になる。これは、YIELDjetプラットフォームの最初の製品であり、旧来の効率が落ちる真空蒸着技術の代替となる。同じプラットフォームはRGB OLED TVsのプリントにも適用できる。
 住友化学のOLED材料、ポリマOLED(PLED)タイプは、印刷に適しており、大型OLEDディスプレイの効果的な量産を可能とする。PLED材料はTV用途ですでに優れたパフォーマンスを達成しており、同社は継続して材料のパフォーマンス改善を行っている。