December, 25, 2014, Santa Clara--IHSに買収されたディスプレイサーチ(DisplaySearch)によると、標準ユニットを基準にすると、LEDチップセットの需要は、2013年の3580万から、2018年には293%増、14億に達すると予測されている。
「LED市場におけるこのような成長予測は、大部分はLED照明セグメントからの需要増によるものである」と同社アナリスト、Steven Sher氏は説明している。「平均販売価格は引き続き下落しているので、LED照明製品全体の出荷は上昇傾向である」。
2014年、LED市場は、チップからチャネルまで一段と統合が進んだ。これは競合会社が出現し、サプライチェーン会社がLED業界のプレイヤを買収したからである。「2018年までは照明需要が継続して増加するので、LEDチップ産業は、LEDパッケージ産業と比べると順調に進んでいくようだ」とSher氏はコメントしている。
以前は力強かったが、LCD TVバックライトからのチップセット需要は減速している。これはLEDバックライトLCD TVの販売が低迷していること、バックライトあたりに使用されるチップの効率向上、これらが原因。したがって、ディスプレイバックライト向けのチップセット需要は2012年以降、世界的に横ばいで、2014年以降はわずかに下降すると予測されている。