住宅用途LEDは2023には年間11億個

October, 7, 2014, Boulder--ナビガントリサーチ(Navigant Research)は、住宅用のエネルギー効率のよい照明や照明コントロールの市場分析を行っている。これには、LED、白熱電球、ハロゲン、蛍光照明の世界市場予測が含まれる。
　LEDの価格は飛躍的に落ち込んでおり、価格の継続的な下落、効率の改善、照明開発に向けた新たな利用事例とともに、LED照明器具やランプの市場は、住宅分野で爆発的に拡大すると見られている。ナビガントリサーチの調査によると、住宅用とLEDの世界的出荷は2014年で8100万個、これは2023年には11億個を越えると予測されている。
　「コンパクトな蛍光電球(CFL)は依然としてLEDよりも低価格であるが、同等のパフォーマンスは出せない。また、水銀の利用には懸念がつきまとう。したがって、この先数年で、LEDは急速に普及すると見られており、消費者は白熱電球からCFLではなく、LEDにシフトすると予測されている」とシニアリサーチアナリスト、Jesse Foote氏は説明している。
　LEDの中には、無線埋め込み設計となっているものもあり、ユーザはスマートフォンで電球を遠隔制御できる。