December, 7, 2017, Taipei--Digitimes Researchの業界情報によると、100-200µmのminiLEDチップがLCD TV、モニタ、スマートフォンパネルバックライティング、さらにはファインピクセルピッチディスプレイに採用され始める。
多くの企業が、バックライティング向けにminiLEDを発売しようとしている。台湾のLEDエピタキシャルウエハとチップメーカーEpistar、Lextar Electronics, OPto Techおよび中国の競合San’an Optoelectronics とHC SemiTek、台湾のLEDパッケージングサービスプロバイダEverlight Electronics, Advanced Optoelectronic Technologyおよび Harvatekが含まれると業界筋は伝えている。
ドライバIC設計ハウス、MacroblockとRadium SemiconductorもminiLEDバックライティング市場を狙っている。
LEDメーカーは、台湾、中国、韓国のLCDパネルメーカーと提携してminiLEDバックライティングを開発する。さらに、中国のLEDファインピクセルピッチディスプレイメーカー、Leyard Optoelectronicsは、miniLEDチップ採用に関心を示している。
Epistarは、miniLEDの製造を始めており、バックライトに最初にそれを採用するのはハイエンドLCD TVやスマートフォンと見られている。Lextarは、クライアントと協力して、ノートブックやモニタパネル用miniLEDバックライティングの開発を進めており、2018年にはそのような製品が市場投入される。
55インチTVバックライトユニット(BLU)は、約40000のminiLEDを必要とし、スマートフォンパネルでは約9000個必要になる。
しかし、製造コストがまだ問題として残っている。6000-7000のminiLEDを使うBLUのノートブックは、一般ユーザには高価過ぎ、1000ドルを超えるゲーミングやプロ用ノートブックだけがそのような高価格に耐えられる、とLCDパネルメーカーAU Optronics(AUO)は指摘している。
(詳細は、www.digitimes.com)