April, 21, 2017, Scottsdale--IC Insightsは、「O-S-Dレポート – オプトエレクトロニクス、センサ/アクチュエータ、とディスクリートの市場分析と予測」を発表した。
O-S-D統合の販売は、2016年に2%成長で、7連続で記録的最高水準、679億ドルに達した。しかし昨年の3市場セグメントの成長率は、バラバラである。オプトエレクトロニクスは、2016年に4%減。これは、固体照明アプリケーション向けの高輝度LED(HB-LED)の供給過剰のために15年で初めてランプデバイスが落ち込んだことが主因。しかし、その落ち込みは、センサとアクチュエータ販売の16%増、ディスクリートの4%増により相殺された。
同レポートによると、O-S-D製品は2016年の半導体総売り上げの19%を生み出し、残りが集積回路(2977億ドル、2015年比4%成長)だった。IC Insightsは、O-S-D販売は2017年には安定すると見ている。また、2016-2021年の予測期間で徐々に正常な成長率に戻ると予測している。
2016年、オプトエレクトロニクス販売は3.6%減、339億ドルとなった。これは、8年で初めての後退である。ランプデバイスの販売は、最大のオプトエレクトロニクス製品カテゴリであり、これが8%減となった。同時に、固体照明向けHB-LEDsの供給過剰が市場の足を引っ張った。この落ち込みは短期的であると見られている。イメージセンサ、特にCMOS技術が、成長の主要な成長の波の只中にあるからである。この成長の原動力となるのは、自動車、医療、マシンビジョン、セキュリティ、ウェアラブルシステムおよびユーザー識別インタフェースにおける新しい内蔵カメラやデジタルイメージングアプリケーション。レーザ送信器も、新たに過去最高の販売になると見られている、これは高速光ネットワークの構築によるものである。オプトエレクトロニクス全体の販売は、2017年には7.5%成長で、新たに過去最高の365億ドルに達するものと予測されている。
(詳細は、www.icinsights.com)