February, 27, 2017, Toronto--TechNavioによると、世界の赤外LED市場は、急成長すると期待されており、予測期間でCAGR 12%を超える成長が見込まれている。
監視用のCCTVカメラの導入増が、次の4年で世界の赤外LED (IR LED)市場成長の原動力と見られている。CCTVカメラには、主要コンポーネントとして暗視および微光アプリケーション用に赤外LEDが組み込まれている。また、最新IR LEDの技術進歩により最先端の高品質画像が得られ、信頼性と寿命が拡大する。さらに、IR LED組込みCCTVは、光出力向上、放射角拡大、近視野可視性向上となる。
LEDメーカーの6インチサファイアウエファ基板への移行が、2021年末まで世界の赤外LED市場の成長展望の原動力となっている。6インチウエファは製造工程をより効率的にし、無駄な部分やエッジの損失が多くなる2インチウエファの場合と異なり、LEDコストを下げるので、メーカーはますます6インチサファイア基板に移行していく。
世界の赤外LED市場は、多数の地域的、国際的ベンダが世界中に存在するので、非常に競争が激しく多様化している。中国メーカーの数が増えることにより、多くの大手プレイヤの市場シェア低下が観察された。
(詳細は、www.technavio.com)