October, 6, 2016, Aptos--エレクトロニキャスト(ElectroniCast Consultants)は、サイネージとプロフェッショナルディスプレイで使用されるLEDの市場予測を発表した。
それによると、サイネージとプロフェッショナルディスプレイLEDの世界市場規模は、2015年の22億9000万ドルに達した。今後、平均年率9.5%で成長して、2020年には36億1000万ドルに達する見込みである。
この調査レポートはLEDの用途を詳述しており、次のパッケージタイプで分けている。DIP(Dual In-line Package)、SMD(Surface Mount Diode)、COB(Chip on Board)/MCOB。また、パッケージタイプのそれぞれの用途は、以下のサイン/ディスプレイタイプで分けられている: デジタルおよびオープンフェイスサイネージ/ディスプレイ、バックリットチャネルレター/ボックスサイネージ/ディスプレイ、バックライティングプロフェッショナルLCDディスプレイスクリーン。
DIP LEDの消費額は、年に13.3%で伸びると予測されているが、これはサイン/ディスプレイおよび地域に依存する。SMD LED全体の消費額は、マイナス成長。COBとマルチチップCOB LED(MCOB)の年成長率が71.3%と爆発的であるためである(2015-2020)。市場予測データは、特定暦年の消費に関するもので、累積データではない。
ElectroniCastのLED市場/技術調査グループディレクタ、Stephen Montgomery氏は、「サイネージとディスプレイアプリケーションにおけるCOB LEDとMCOB LEDの利用は、比較的新しい。COBは、急速にLEDチャネルレターやパネル/ボックスサイネージ、LCDディスプレイスクリーン用のバックライティングユニットに普及しており、デジタルサイネージ/ディスプレイアプリケーションのピクセルピッチ向上で解像度を上げている」とコメントしている。