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IHS Markit、LEDサプライヤランキングを発表

August, 17, 2016, London--バックライティング、自動車、照明および他のアプリケーションにおける上位LEDサプライヤの2015年売上額シェアランキングを発表した。
 IHS Markit「パッケージドLEDレポート」の2016版によると、2015年、照明とモバイルアプリケーションの両方でNichia(日亜化学工業)がリードしており、パッケージドLED市場全体で12.9%のシェアだった。これに続くのがOsramとLumiledsで、合わせて14.7%のシェア。
 IHS MarkitのLEDと照明担当シニアアナリスト、Alice Tao氏は、「2015年、ニチアは2014年に照明カテゴリをリードしていたCreeを追い越した。また、同社はモバイル電話LEDでも非常に強い、Apple iPhoneへの主要サプライだからだ」と分析している。
 サムスン(Samsung)はバックライティングではリーディングサプライヤだった。バックライティングには、TVs、モニタ、ノートブックPCs、タブレットPCsで使用されるLEDが含まれる。No.2がニチア、さらにNo.3にLG Innotekがランクされている。
 OSRAMは長年自動車LEDのリーディングサプライヤだった。2015年、自動車市場全体で使用されるLEDでは同社の市場シェアは35%、自動車エクステリア市場で使用されるLEDでは40%のシェアだった。同社は、他のアプリケーション、産業、医療、セキュリティ、プロジェクション、サイネージ、規格外アプリケーションで使用されるLEDでリードしていた。