April, 28, 2016, Magarpatta--マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)は、製品(照明制御)、セキュリティ&アクセス制御、HVACコントロールごとに調査した「ホームオートメーション市場-2022までの予測」レポートを発表した。
ホームオートメーション世界市場は2015年の321億1000万ドルから、2016-2022年にCAGR 12.46%で成長して2022年までには782億7000万ドルに達する見込みだ。この市場の成長は、大きく成長するIoT市場、ホームオートメーションによるコスト削減対策、製品ポートフォリオを拡大する多数の製造業、遠隔からのホームモニタリングの重要性増大などに負うところが大きい。
予測期間では、照明コントロール市場が最高率で成長
ホームオートメーションシステムにおける照明制御市場は、予測期間において高いCAGRで成長すると見られている。これは、自然光の強度に応じて人工光の強度をセンサが調整することにより、家庭の電力消費が減るからである。照明システムは家庭では、最も電力消費が大きい。年来、環境問題に対する関心の高まりから、ホームオートメーションやホームエネルギー管理対策の重要性についての認識が広まっている。
APAC地域では、新規住宅プロジェクトの数が増えており、インフラストラクチャの強化が高率で進んでいる。さらに、日本、韓国(South Korea)、中国、その他のAPAC(RoAPAC)などの発展した国々、新興のAPACの国々でホームオートメーション機器に対するかなり大きな需要が見られる。照明制御、エンタテーメントコントロールに関連する様々な制御デバイスに大きな需要があるため、現在、韓国がホームオートメーションシステムの巨大市場と見られている。