April, 22, 2016, Stavropol--モノクリスタル(Monocrystal)は、2016年末までに同社の研磨能力を大幅に拡大する計画を発表した。モノクリスタルは、合成サファイア成長、加工の世界的リーダー。
高品質4インチおよび6インチサファイア基板の需要増に応えて、モノクリスタルは同社の研磨能力を2016年末までに1400万2インチ相当ウエハ(TIE)に拡大する。
昨年、同社の大口径研磨ウエハの出荷は30%増、結晶成長能力は5300万TIEに達した。これにより同社は世界最大のサファイア成長企業の地位を維持できた。
同社CEO、Oleg Kachalov氏は、「2015年はサファイア業界全体にとって厳しい年だった。主要プレイヤの中には、市場から撤退せざるを得なかったところもある。しかしモノクリスタルは市場シェアを拡大することができた。これは、絶えずコスト構造を改善し、いくつかの技術的ブレイクスルーがあったためである。今年は、この勢いを維持し、ウエハ製造能力を二倍にし、大口径高品質のウエハを供給することによって顧客をサポートしていく」とコメントしている。