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QDビジョンとHisense、提携してTV/ディスプレイを量子ドットに

April, 18, 2016, Beijing--QDビジョン(QD Vision)と中国のホームアプライアンスメーカー、Hisenseは、ディスプレイのエネルギー消費を減らす戦略を発表した。この提携は、急成長する中国ディスプレイ産業をより「グリーン」にする量子ドット(QD)技術の役割を強化する、QDビジョンは説明している。
 QDビジョンの特許Color IQ量子ドット技術は、ディスプレイ業界の商用色技術ならほとんどの色を出せる。Color IQを使うTVは、今日の白色LED TVよりも25%消費電力が少なく、OLEDやInPベースのQD TVよりも最大50%省エネである、QDビジョンは主張している。Color IQ量子ドットは、中国の二酸化炭素排出量を年間460万トン削減し、エネルギーコストは年に37億RMBの削減となる。
 「地球にやさしい化学会社としてQDビジョンは、エネルギー消費を減らしながら広い色域技術を主流にしようと尽力している。注目に値する性能向上とエネルギー消費の削減の両方を結びつけるのは素晴らしいイノベーションであるが、それは正にColor IQ量子ドットができることである」とQDビジョンCMO、John Volkmann氏はコメントしている。
 Color IQ技術を採用した初の曲面量子ドットTV、Hisense K7100シリーズは、昨年6月に発売されて以来、極めて高い評価を得ている。「K7100シリーズ成功の秘密は、世界最先端の色性能を日常のコンシューマに提供したことである。同時に、TV省エネの新しいベンチマークを達成した」とHisense Electric Company Ltd、副営業部長、Jianwei Cao氏は話している。