March, 14, 2016, Ewing--ユニバーサルディスプレイ(Universal Display Corporation)は、オスラム(OSRAM)と提携・評価契約を締結した。契約に従い、オスラムはユニバーサルディスプレイのPHOLEDリン光OLED材料を固体照明アプリケーションで試す。
OLEDの主要な利点の1つはデザインの柔軟性である。超薄型、柔軟基板で製造できることで、OLEDはほぼどんな形状にでも造れる。OLEDは透明でもあり、デバイスの両サイドからも発光できる。これらの特徴のすべてが、新たな照明体験とともに新しいデザイン可能性の世界を開く。OLED照明の他の利点に含まれるのは、制御しやすさ、低温動作、低駆動電圧、瞬時のON、チラツキなしの調光、ギラつきなし、雑音なし、低UV成分。
ユニバーサルディスプレイの社長/CEO、Steven V. Abramson氏によると、同社のPHOLED技術は、蛍光OLED技術と比べて効率が優れている。「これは、エネルギー効率のよい照明にとっては重要な特徴だ。当社とオスラムが提携することは、将来有望なOLED照明を自動車、住宅、商用市場に展開するための一助となる」とコメントしている。