January, 12, 2016, Jerusalem--ヘブライ大学は、3Dおよび機能プリンティング研究にフォーカスしたイスラエル初のセンター、3D/機能プリンティングセンターを開設した。
3Dプリンティングは、デジタルモデルから実際の物体を作製するプロセス。機能プリンティングと結合した、この拡大を続ける技術により、新しい機能構造が可能になる。例えば、プリントされたロボット、新しいプラスチック太陽電池、軍用および医療機器、放射線検出器や光ディテクタ、スマートウインドウ、高度な薬剤、人体組織など。
ヘブライ大学の3Dおよび機能プリンティングセンターは、中央「プリンティングラボ」として機能し、研究者たちにこの分野における高度な研究に必要なプリンティング技術やインフラストラクチャへのアクセスを提供する。同センターの装置は、インクジェットプリンティング、デジタルライトプロセシング、溶融堆積モデリング、パワープリンティング、レーザ焼結など、幅広い技術にわたる。
新しいセンター長、Sholom Maqdassi教授によると、同センターは化学者や物理学者に加えて、新たに生物学、医学、農学、コンピュータ科学の研究者をこの領域に招く。「多様な領域の研究者間の科学的協働促進により、そのシナジー的専門技術をベースにした新たなブレイクスルーが期待できる」とコメントしている。同教授は、材料科学やナノテクノロジーにフォーカスしている。同氏のライセンスを許諾した発明には、ナノ粒子で構成されるPCB用の導電性インク、窓にプリントするためのグラスジェットインク、太陽エネルギー収集用のブラックコーティングやタッチスクリーンプリンティング用の透明導体が含まれる。
(詳細は、www.huji.ac.il)