June, 9, 2015, Dalgety Bay--パワーフォトニック(PowerPhotonic)は、レーザテル(Lasertel, Inc)と協力して、ハイパワーレーザダイオードポンプ光源向けの新世代の精密マイクロオプティクスを供給する。
特許が成立している新しいオプティクスは、パワーフォトニック独自のダイレクトライトレーザマイクロマシニング技術を利用して製造する。同社は、このオプティクスを過去5年で開発した。光学設計により、超コンパクトで高信頼の光アセンブリで精密ビームシェーピングが可能になり、レーザテルは世界最高のピークパワーレーザダイオードアレイをコリメートすることができる。
これらの新しいオプティクスの最終的に収まるところは、チェコ、プラハ近郊EUExtreme Light Infrastructure(ELI)向けに現在ローレンスリバモア国立研究所(LLNL)が建設している高繰り返しレート、世界最先端ペタワットレーザシステム(HAPLS)となる。HAPLSレーザは、繰り返しレート10/sec、各ピークパワー1ペタワット超が可能。
パワーフォトニックのMD、Roy McBride氏は、「当社は長年レーザテルと協力して、レーザダイオードポンプ光源向けに精密マイクロオプティクスの新基準を市場に提供してきた」と語っている。
ELIは世界初の国際レーザ研究センタでCERNの素粒子物理学ファシリティと同じ方法で運転する。このレーザファシリティの狙いは、世界で最も強力なレーザに対してホストの役割を果たし、それらを国際的な科学のユーザコミュニティが使えるようにすることである。