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DILAS、270W、976nmファイバレーザポンプモジュール

March, 6, 2015, Tucson/Mainz--DILASは、976nmで最高出力270Wが可能な高輝度ファイバレーザポンプモジュールを発表した。波長安定用のVBGはオプション。
 このモジュールは、DILASの特注バーアーキテクチャをベースにしている。この画期的なプラットフォームは、最適化されたチップ構造と高輝度ビーム成形技術を統合し、全て自動製造工程でアセンブリされている。特注バーはモノリシックマルチエミッタ光源。各製造段階で多数のエミッタの取扱を可能にすることで、複雑さを低減し製造を容易にしている。結果として、再現性、ビーム品質、ファイバ結合効率が向上している。
 250Wのスケーラブルな出力は、200µm、NA0.22、モードストリップ・クラッディングパワーフリー、分離不能ピグテールファイバから供給される。さらに高出力は、225µmコア、NA0.22の分離不能ファイバを使うことで、ピグテールファイバ出力270Wが可能になる。
 また、出力パワーの単一波長拡張は、最大2kW、400µmで実証されており、この場合は、空間多重および偏波多重技術を用いて多数のモジュールのアセンブリ規模を大きくしている。
 これらの特注バーをベースにしたファイバ結合モジュールの狙いは、産業およびR&Dにおける高出力ファイバレーザ励起アプリケーション、ダイレクトダイオードアプリケーションなどと幅広い。