February, 16, 2015, Lisle--モレックス(Molex Incorporated)は、SPIE Photonics Wes6でPolymicro Technologies光ファイババンドルアセンブリを紹介した。
このバンドルアセンブリは、バイオテクノロジー、薬学診断装置、半導体製造、検査およびレーザ溶接やマーキングを含む科学、産業光学要求向けカスタム構成となっている。
モレックスのポリマイクロテクノロジーズ(Polymicro Technologies)製品マネージャ、Teodor Tichindelean氏によると、分光学ではサンプルの計測には品質と精度が必要とされるが、標準的なアセンブリでは簡単に達成できない。「当社のハイパワー光ファイバアセンブリは、安定した品質と精密パフォーマンスのために、1箇所で原材料から最終製品まで製造している」と説明している。
モレックスは、大幅なコスト削減のために、同一場所で、デザインサポート、多芯ファイバの製造とアセンブリ、高充填率バンドルを統合している。この製造工程が、バンドルにおけるファイバ数を最大化し、同時に不要なスペースを最小化する。高いパワー密度、ランプやレーザを必要とする高温アプリケーション用に設計されている溶融バンドルは、多芯バンドルで一般的なエポキシ、蛍光、間質腔を除去している。
Polymicro Technologies光ファイバアセンブリは照射と検出ファイバの両方を含め、ほぼ任意の芯数で提供しており、1つのアセンブリで最適な設計柔軟性と適応性を実現している。高精度ファイバアセンブリにより優れたスループットと入力-出力成形変換を実現している。
溶融シリカと高精度コンポーネントを組み込んだPolymicro Technologiesバンドルアセンブリには、マイクロマシーン加工の先端、金属終端、高精度カプリングに加えて、光学や電気および機械的機能を持たせることも可能。特注端部形状は光ファイバに直接マイクロマシーン加工できるので、結合損失低下になる。終端タイプと技術、ジャケットやファイバタイプも特注可能。