February, 9, 2015, Sunnyvale--フィニサ(Finisar Corporation)は、WaveShaper 1000/SP 1µmプログラマブルシングルポラリゼーションフィルタを発表した。
この新しいモジュールは、精密マイクロマシニング、医療や分光学アプリケーションで用いるファイバレーザシステムのフェムト秒、ピコ秒光パルスを成形する。新しい1µm WaveShaperモジュールは、光信号のスペクトル特性の精密制御により、過酷環境における短パルスレーザシステムの安定動作を可能にする。
WaveShaper 1000/SPテストインストルメントは、振幅と位相スペクトルの完全制御ができる偏波保持プログラマブルフィルタリング。中心波長1040nmで約45nmのスペクトルウインドウをカバーすることができるWaveShaper 1µmモジュールはMOPA構成のYbドープファイバレーザ向けに最適化されている。WaveShaperモジュールは、フィニサの直観的WaveManager GUIを用いて制御する。代わりに、WindowsとLinuxの両方で使えるフィニサのシンプルなAPIでWaveShaperモジュールをレーザシステムに統合することも可能。
サザンフォトニクス(Southern Photonics Ltd)のCEO、John Harvey教授は、WaveShaper 1000/SPについて「成長が続く超高速パルスシェーピング要求に対する決定的なソリューション」と語っている。同氏はさらに、「WaveShaperはレーザパルスのスペクトル特性を自由にシェーピングできるので、複雑な光コンポーネントのセットアップ全体を置き換えることができる」とコメントしている。
(詳細は、Photonics West2015 Finisar booth #4212)