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PowerPhotonicsの新しい可変ビームシェイパー

September, 24, 2024, Scotland--フリーフォームのウエファスケール光学系の設計・製造会社PowerPhotonicは、今月末にエジンバラで開催されるSPIEの「Sensors and Imaging」展示会・カンファレンスで、革新的な新しい可変ビームシェイパーを発表する。
可変ビームシェイパーは、シングルモードのガウスレーザビームを3つの異なる出力プロファイル、ガウススポット。フラットトップの円形スポットまたはリング状のスポットのいずれかに集束することができる。目的のスポットプロファイルの選択と調整、およびプロファイル間のスムーズな移行は、入力レーザビームの直径を調整するだけで実現される。

PowerPhotonicのセールス&マーケティング責任者Dr. Stephen Kiddは、「今月末にSPIE Sensors and Imagingで展示されるPowerPhotonicのVariable Beam Shaperは、既存のもよりもはるかにシンプルで費用対効果の高い可変ビーム整形ソリューションである。これにより、以前は法外なコストがかかっていた多くの新しい市場機会が可能になる。可変ビームシェイパーの初期設計は、レーザ溶接、積層造形、レーザ表面処理のアプリケーションを対象としている。これらには、水やその他の液体をはじく疎水性の表面が含まれる。医療用途では、これを使用して、本質的にクリーンな抗菌および抗菌表面を作成できる。ただし、PowerPhotonicは、他の多くのレーザアプリケーション向けにカスタムの静的または可変ビームシェイパーを設計および製造することもできる」とコメントしている。

可変ビームシェイパーは、低損失と低散乱表面の溶融シリカで作られている。これにより、fs-ps-ns領域のCWまたはパルスレーザからの高出力処理が可能になる。