September, 3, 2014, Denver--新しい戦略的協力契約にしたがい、ロッキードマーチン(Lockheed Martin)とエレクトロオプティックシステムズ(Electro Optic Systems Pty Ltd)はオーストラリア西部に新たな宇宙物体追跡サイトを展開する。ここでは、政府および商用顧客向けに宇宙廃棄物をより詳細に視覚化する。
このサイトでは、レーザと望遠鏡に見られるような高感度の光学システムを組み合わせて使い、人工の廃棄物を検出、追跡、特徴を明らかにする。特定の物体に焦点を合わせて拡大することができる電気光学技術は、米国空軍のSpace Fenceのようなレーザベースのシステムの強力な補完となり、空を見渡して20万物体を追跡する。
先進的なセンサとソフトウエアを採用したこの新しいサイトは特殊物体に焦点を絞り、物体の移動速度、回転方向、それらが何でできているかを判断する。
「地上からの宇宙の状況認識は、世界中の政府機関および民間機関にとって優先度が高まっている。これは、宇宙への投資を保護する必要があるからだ」とロッキードマーチン宇宙システムのEVP、Rick Ambrose氏は説明している。「エレクトロオプティックシステムズとの契約を通じて当社は顧客に、人工衛星を危険に陥れる物体のより鮮明で精細な画像を経済的に提供する」。
エレクトロオプティックシステムズは、望遠鏡やビームディレクタを福幅広い宇宙関連の技術を製造している。