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三菱電機 電子ビーム金属3Dプリンター「EZ300」発売

August, 29, 2019, 東京--三菱電機は、国内で初めて、電子ビームを熱源とする粉末床溶融結合方式を用いた金属3Dプリンター「EZ300」を9月2日に発売する。業界最高の加工速度毎時250ccと独自の棒状陰極の採用による業界最長の加熱寿命1,000時間を実現し、製造現場の生産性向上に貢献する。

新製品の特長
1.業界最高の加工速度毎時250ccにより、高い生産性を実現
・業界最高出力6kWの電子銃用電源の搭載により、業界最高の加工速度毎時250ccを実現
・当社製の電子ビーム加工機に採用している独自のビーム収束・偏向技術を活かし、最適なビームスポットの形成と走査により生産性を向上

2.業界最長の加熱寿命1,000時間により、コスト削減に貢献
・電子ビームの発生源に独自構造の棒状陰極を採用し、棒状陰極の加熱制御を最適化
・棒状陰極がある真空室の真空度保持と異物進入防止構造により、棒状陰極の加熱寿命を従来比で10倍以上となる業界最長の1000時間を達成し、コスト削減に貢献

3.汎用性を考慮した製品設計により、造形条件設定の自由度が向上
・汎用性を考慮した製品設計により、電子ビームの出力や走査速度、ビーム径など造形条件の設定の自由度が向上

(詳細は、http://www.mitsubishielectric.co.jp)