July, 1, 2019, Saxonburg--II‐VI Incorporatedは、新しいBIMO-FSC-Lを発表した。これは、先進的リング形状レーザビームに最適化したズームオプティクス実装、初の商用レーザ加工ヘッドである。これによりレーザ切断品質が著しく向上する。
厚い軟鋼切断などのアプリケーション向けにリング形状レーザビームの急速な普及が、適合オプティクス付多様なレーザ切断ヘッド需要を押し上げている。II-VIの新しいBIMO-FSC-Lレーザ切断ヘッドは、広い倍率1.3~3.6と0.18と大きなNAで、完璧ソリューションを提供する。
「BIMO-FSC-Lは、市場で並ぶもののない高度に洗練されたコンパクト形状のレーザ切断ヘッドである。切断性能、信頼性、有用性、使いやすい操作ではレーザ加工ヘッドの新たな基準を設定するものである」とII-VI HIGHYAマネージングディレクタ、R. Robert Kubaは説明している。同氏によると、「BIMO-FSC-Lは、現在需要が増加している、リング形状レーザビームを持つ新しい世代のレーザシステムに最適である」。
BIMO-FSC-Lヘッドの特徴は、拡張範囲で焦点径と焦点長をわずかミリ秒で、独立に調整できるズームオプティクスである。組込センサシステムが高いレベルの内蔵インテリジェンスを可能にする。これにより、最高の材料加工精度を達成し、ジャストインタイムサービスアラートを供給する。BIMO-FSC-Lは、IP65認定、実績のある、防塵筐体および耐液体筐体設計であり、最も過酷な工業製造環境でも連続動作を保証する。
BIMO-FSC-Lの新しい先進的な操作は、II-VIのグローバルアプリケーションラボならどこでも実演可能である。