June, 26, 2019, Saxonburg--II‐VI Incorporatedは、ハイパワーレーザバー、マイクロ光学コリメータレンズ搭載セミフレームスタックを発表した。顧客は、高性能、高信頼、ダイレクトダイオードレーザやダイオードポンプ固体(DPSS)レーザに簡単に組み込める、極めてコスト効果の優れたモジュラーアセンブリを利用できる。
ダイレクトダイオードとDPSSレーザは、広範な材料加工、生体医療、防衛アプリケーションでの選択がますます増加している。それらがコンパクトなフォームファクタで高出力短パルス動作、NIRからUVまでの広い波長範囲で利用できるからである。これらのシステムの性能、品質、信頼性、コストは、半導体レーザサブアセンブリのそうした特性に大きく依存している。II-VIは、業界トップの高出力レーザバー、新しい簡素化されたセミフレームスタック構造と完全に自動化された光学アライメントプロセスを統合し、適切なコストでモジュラーアセンブリを提供している。
II-VI産業様レーザグループVP、Chris Koeppenは「当社のレーザバーは独自の硬質ハンダ技術が特徴。現場で実証された高出力パルス動作に耐えられる」とコメントしている。「当社のダイレクトダイオード製造ラインで、自動化された組み立て工程を利用して、効率よく、最適顧客設計を提供している。このプロセスにより、幅広いマイクロオプティクス、コリメータレンズやボリュームブラッググレーティングなどがコスト効果よくマウントされ、広範なカスタマ定義スタック形状に精密アライメントされる」。
DPSSレーザ用のII-VIの広範なコンポーネントには、Nd:YVO4, Nd:YLF, and Nd:YAGなどのネオジウム添加利得結晶、ダイクロイックミラー、波長コンバイナや偏波コンバイナ、共振器オプティクス、音響光学Qスイッチが含まれる。II-VIは、ミラーやレンズ、ビームエクスパンダやfθレンズなどのビームデリバリオプティクスも提供している。