June, 19, 2019, Panam City--米国海軍海上戦闘センタ・パナマシティ部門(NSWC PCD)の積層造形研究所(AML)は、先頃3D金属プリンティング技術を追加し、優れたイノベーションで3Dプリンティングをさらに一歩前進させた。
NSWC PCD AML長、Chuck Selfは、3Dプリンタの追加は、NSWC PCDが素早くソリューションを供給するための大きな一歩であると話している。部品やプロトタイプを効率的に、再現性良く正確に、タイムリーに製造できるようになることで戦闘優位性が確実になる。
「金属3Dプリンタが利用できると利点は多い。主要な利点は、プリント完成時間の短縮、再現性、複雑な部品もプリントできること。NSWC PCDの目標は、効率的で高品質の製品を製造して戦闘員に供給すること。このプリンタにより、われわれのエンジニアや研究者は、より短い時間で強力で複雑な製品を造ることができるようになる」とSelfは話している。
プリンタは、EOS M290 Direct Metal Laser Sintering装置。同装置は、十分に稠密、複雑、正確な部品を製造する。部品は窒素雰囲気の粉末金属床で400Wレーザを使い層ごとに構築される。同システムは、小型で複雑な部品、プリント床一杯の大きさの部品を製造できる。
NSWC PCD機械エンジニア、Halie Cameronは、「そのプリンタは、従来の機械では製造できないような非常に複雑な形状を作製できる。プリンタの利点は、従来の機械加工では分離して製造していた部品を統合する、部品製造である。能力向上したがい、金属3Dプリンタは、他のものと置き換えができなくなりそうだ」と話している。
金属3Dプリンタによりユーザは、従来の製法では簡単、手頃に加工できないような部品を造ることができるが、金属積層造形には最適の候補者となり得る。
(詳細は、https://www.navsea.navy.mil/)