March, 13, 2019, San Diego--II‐VI Incorporatedは、HIGHmodular加工ヘッドを発表した。この高い柔軟性の製品は、一般にレーザ溶接に使用される。また、GUIでプログラムできる内蔵制御ユニットをもつ設計になっている。
レーザベースの材料加工オプションの範囲は拡大しており,これが非常に万能な加工ヘッドの需要を促進している。このような加工ヘッドは、非常に低い所有コストで高い生産性と加工品質を達成する。II-VIのHIGHmodularは、柔軟性の究極点を達成しており、1Dスキャナ、ズームコリメーション、広範囲のオプティクス拡大モジュールを組み込んで焦点をコントロールする。こらの特徴により、自動車産業向けバッテリ溶接を含め、ほぼ無限の範囲で、高い最適化レーザ溶接作業が可能になっている。
「HIGHmodularは、一つのワークピースから次のピースだけでなく、接合プロセス中でも連続的焦点径調整、即座の位置決めができるので、ソフトウエアコントロール溶接は全く新しいレベルの柔軟性と生産性を達成する」とII-VI HIGHYAGマネージングディレクタ、Dr. Robert Kubaは説明している。「HIGHmodularは、10kWまでの産業用レーザに最適であり、アルミニウム、銅、スチールを含む幅広い材料で業界トップの溶接品質を提供する」。
組み込まれた1Dスキャナとズームコリメーションにより、焦点長50~120㎜で焦点径(M)と焦点位置(Z)の連続的調整が可能。動作範囲は、40㎜と非常に大きい。1Dスキャナとズームコリメーションの両方とも直観的GUIで制御される。