October, 31, 2013, Stuttgart--高い平均パワーを持つ超短パルスシンディスクレーザの開発を今後3年にわたり欧州委員会(EC)が資金を投じてサポートする。
シュトットガルト大学IFSW(Institut für Strahlwerkzeuge)の次世代超短パルスレーザに向けた戦略と研究が2つの主要STREPプロジェクトとなった。サポートするのは、ECの第7次フレームワーク研究プログラム(7th Framework Program for Research)。両プロジェクトとも、平均パワー数100Wのシンディスクレーザを目標としており、1つは両面冷却Ti:Sapphireディスクベースでサブ100fs、もう1つは第一増幅器段のシングルクリスタルファイバとパワーブースタとしてのYbYAGシンディスクマルチパス増幅器との組み合わせで、円筒状偏波のピコ秒パルスを狙っている。両プロジェクトともIFSWのレーザ開発/オプティクス部(Laser Development and Optics department)が主導しており、Dr. M. Abdou Ahmedをプロジェクト主任として、著名なパートナーと協力していく。
両プロジェクトで914万ユーロてなり、そのうちECのサポートは637万ユーロ。IFSWが受け取るのは190万ユーロ。
(詳細は、 www.ifsw.uni-stuttgart.de)