January, 22, 2016, Bedford--ストラタシス(Stratasys Ltd)は、オーロラフライトサイエンシズ(Aurora Flight Sciences)と提携して、最大にして最速、最も複雑な3Dプリント無人航空機(UAV)を発表した。
昨年のDubai Airshowで発表された、高速航空機は、軽量Stratasys材料を用いて製造され、150mphを超えるスピードを達成した。
最先端の3Dプリントデモ機(最終的なUAVは、幅3m、重量はわずか15kg)の共同設計・開発を実現するために、その設計と製造の80%を3Dプリンティングを利用し、オーロラフライトサイエンシズの航空機およびStratasysの積層造形法に基づいて製造された。
オーロラフライトサイエンシズの航空宇宙研究技師、Dan Campbellによると、このプロジェクトでは様々な目標が達成された。「第1の目標は、3Dプリントジェット機の設計から製造、飛行までがいかに速いかを航空宇宙産業に示すことだった」と話している。
また、Stratasysの航空宇宙&防衛シニア事業開発部長、Scott Sevcik氏は、「このデモンストレーションは、多様な3Dプリンティング材料と技術を1つの航空機に使用することで積層造形と3Dプリントの利点を最大化し、軽量で優れた構造部品が可能になる」とコメントしている。
StratasysのCampbell氏によると、同社の3Dプリンティングソリューションを利用することで航空機の設計と製造にかかる時間を50%削減できる。
このプロジェクトは、同社のフラッグシップである熱溶解積層法(FDM) 3Dプリント技術の力量を示したものである、と同社は強調している。