November, 10, 2015, Bedford--GSI(GSI Group Inc)は、リンカーンレーザ(Lincoln Laser Company)の資産を現金1100万ドルで買収することで合意に達したと発表した。取引は、2015年11月に完了する見込み。
リンカーンレーザは、超高速精密ポリゴンスキャナや他の光学スキャニングソリューションを医療、食品加工、先端工業市場に供給するアリゾナの企業。
リンカーンレーザの超高速、ポリゴンベースのビームステアリングソリューションは、GSIの既存のガルバノメータベースビームデリバリ製品の補完になる。リンカーンレーザの事業はケンブリッジテクノロジー(Cambridge Technology)に統合される。ケンブリッジテクノロジーは、GSIの事業ユニットで、ガルバノメータベース、光学スキャニングソリューションを先進的医療および産業アプリケーションに提供している。リンカーンレーザ・カンパニーは超高速スキャニングを得意としており、専門技術はポリゴンモータ設計、電気・光サブシステム、比類のない顧客サービスにある。
ケンブリッジテクノロジーは、40年以上にわたり、画期的なビームステアリングソリューションを設計、開発、製造してきた。これに含まれるのはガルバノメータベース光学スキャニングコンポーネント、2軸および3軸スキャンヘッド、スキャニングサブシステム、ハイパワースキャニングヘッド、制御用ハードウエアとソフトウエア。同社は、大規模エンジニアリングソリューションから小型コンポーネントまでの製品設計で主要OEMパートナーと協力して行うことで評価が高い。主要マーケットアプリケーションには、先端工業加工、医療用顕微鏡、眼科、OCTなど、レーザビームステアリングを必要とする全てのアプリケーションが含まれる。
リンカーンレーザ・カンパニーは、40年以上にわたり世界中のOEM顧客向けに、ポリゴンベースのレーザスキャニングコンポーネント、電気・光サブシステムを設計、開発、製造してきた。同社の製品は、世界のほとんどの先端的高速仕分けシステム、検査システム、網膜広視野イメージングシステム、広範な計測システム、レーザベースの皮膚治療システムに使用されている。
(詳細は、www.gsig.com)