May, 1, 2015, Greenville--Scioダイヤモンド(Scio Diamond Technology Corporation)は、ラボ成長ダイヤモンドの製造能力を2倍以上に拡大する能力増強を行う。同社は、現在のダイヤモンド成長リアクタを再装備する。これには、より大型の成長プラットフォームを採用し、新しいリアクタも追加する。
Scioダイヤモンドは、高品質、単結晶のType IIaラボ成長ダイヤモンドを宝石や産業用に製造している。同社は、3-5カラットの粗宝石を製造し、それを1-2カラットの石に仕上げ、宝石用に磨いたり、産業アプリケーション向けにスライスし形を整える。
同社グリーンビル工場の製造能力拡大は、2014年12月にHeritage Gemstone Investors(HGI)から250万ドルの融資を獲得してスタートした。
Scioダイヤモンドは、幅広い色でダイヤモンド結晶を成長している。無色の石は宝石用、また産業用途では光学窓、レーザメス、エレクトロニクスなどのアプリケーション向け。ピンクは、宝石と精密加工および研磨向け。
ダイヤモンドの成長には3~4週間かかる。Scioダイヤモンドと採鉱ダイヤモンドとの唯一の違いは、地上のラボで製造されるか、地中から採掘するかである。ラボ成長のダイヤモンドは、供給が減少していく採掘と異なり、継続的な成長リソースである、と同社は説明している。
(詳細は、www.sciodiamond.com)