October, 11, 2024, 東京--古河電気工業株式会社は、グループ会社のFurukawa Electric Institute of Technology Ltd.(ハンガリー・ブダペスト、以下FETI)内に、海外では初めてとなるレーザアプリケーションラボを開設した。
欧州におけるモビリティの電動化の急速な進化に対しオンサイトでのレーザソリューション開発を提供することで、電動化部品の開発や生産技術開発の加速に貢献する。
古河電気工業は、欧州のパートナーとの共創の場として、海外では初めてとなるレーザアプリケーションラボをFETI内に開設した。FETIは1991年の設立以降、金属材料の溶接シミュレーションをはじめとする様々な分野の研究開発に取り組んでいる。今回開設するレーザアプリケーションラボにはBRACE®の最新モデルBR1545(青色レーザ1.5kW/IRレーザ4.5kW)とBR0400(青色レーザ400W)を設置し、銅の溶接やモータ用平角線の被膜除去等のテスト加工を行う。またFETIが保有するシミュレーションとデータ解析技術を用いることで、パートナーの要求に沿う加工条件を導き出す時間の短縮化を図るとともに、加工時の品質モニタリングなどの新たな付加価値の創出を目指す。
(詳細は、https://www.furukawa.co.jp)