積層造形市場の34.7％が最終製品の部品製造

October, 20, 2014, Fort Collins--ウォーラーズアソシエイツ(Wohlers Associates, Inc)のレポートによると、積層造形(AM)と3Dプリンティング市場全体の34.7％が最終製品の部品製造からの売上になっている。
　2003年来、この市場セグメントは、世界のAM製品とサービスの総売上の4％足らずから1/3を超すレベルに成長した。この市場シェアの獲得で、このアプリケーション向けAMの利用は2013年に65.4％、10億6400万ドルとなった。前年は6億4380万ドルだった。この市場セグメント向けAMの歴史上、10億ドルに達したのは初めてのことである。
　Wohlersの社長で、このレポートの筆頭著者、Terry Wohlers氏は「市場のプレイヤーが積層造形の限界を新たなレベルに押し上げ、全く新しい方法でこの技術を適用しようとしているのを目の当たりにしている。投資、苦心、決断を通じて、航空、医療、歯科および他の産業の企業は、優れた部品を造るためにAMを利用する方法を見いだしつつある」とコメントしている。この先に広がる関心やチャンスを考慮してウォーラーズアソシエイツは、連続生産向けAMの利用が将来、最大アプリケーションになると見ている。